18日、放流を実施する湖北省の三峡ダム。(小型無人機から、宜昌=新華社配信/鄭家裕)
【新華社宜昌7月20日】中国湖北省の三峡ダムで18日、長江で今年2回目となる増水流が到達した。今年に入り最大規模の増水量となる。
同ダムを管理する中国長江三峡集団によると、18日午前8時時点の流入量は毎秒6万1千立方メートル、流出量は毎秒3万3千立方メートルで、水流の45%をダムでせき止めているという。
三峡ダムでは18日朝、三つのゲートを開き放流を実施。ダムの各種指標は安全なレベルを保っている。
度重なる増水によりダムの水位は160・17メートルに達しており、増水期制限水位を15メートル余り超過している。