16日、 新疆ウイグル自治区カシュガル地区マラルベシ県チョンクルチャク郷の畑で、「留香瓜」を収穫する農家の男性。(マラルベシ=新華社記者/馬鍇)
【新華社ウルムチ7月21日】中国新疆ウイグル自治区カシュガル地区マラルベシ(巴楚)県では真夏を迎え、作付面積約1万ムー(約667ヘクタール)の地元特産マクワウリ「留香瓜」が大量に市場に出回り始めている。上海市ペアリング支援新疆事業前方指揮部マラルベシ分指揮部はここ数年、同県政府と協力して留香瓜のブランド化を進め、農家での栽培の標準化を指導している。電子商取引(EC)プラットフォームや同指揮部が提供する販路をよりどころに「農産品を都市部へ運ぶ」物流システムの「ラストワンマイル」を開通させ、同自治区のウリ農家が作物を自治区外の市場に向けて販売するのを支援し、農家の増収を後押ししている。