16日、寧夏回族自治区中衛市香山郷にある1万ムー(約666ヘクタール)のスイカ栽培基地で、「硒砂瓜」をトラックに積む農家。(小型無人機から、中衛=新華社記者/楊植森)
【新華社中衛7月18日】中国寧夏回族自治区中衛(ちゅうえい)市はこのところ、地元特産のスイカ「硒砂瓜」(岩石片を含む土壌で成長し、セレン、亜鉛などの微量元素を多く含有するスイカ)の収穫が最盛期を迎えている。同市ではここ数年、技術改良や大規模栽培など多くの取り組みが実施され、「硒砂瓜」の栽培が地元農家を貧困から脱却させ、豊かにさせる基幹産業になっている。今年の「硒砂瓜」の栽培面積は69万7千ムー(約4万6千ヘクタール)に上り、農家28万人余りが「硒砂瓜」の栽培、収穫、包装作業に従事しているという。