【新華社北京11月26日】中国北京市でこのほど「2019中国自転車産業大会(CCBI2019)」が開催され、中国の自転車保有台数が4億台、電動自転車保有台数が3億台に迫り、揃って世界首位であることが分かった。
同大会は中国自転車協会(CBA)が主催し、国内の主要自転車関連企業、自転車産業の川上・川下企業、関連の認証・検査機関が参加した。CBAの劉素文(りゅう・そぶん)理事長は、中国の電動自転車は生産台数が年平均3千万台を超え、年間生産額が1千億元(1元=約15円)を超えたと説明した。
自転車産業では新技術や新素材が幅広く採用され、新製品、新業態が次々に登場している。上海鳳凰自転車の王朝陽(おう・ちょうよう)総裁は「従来型の自転車市場は規模縮小と産業集中度の上昇に直面しており、ブランド価値を高めることがとりわけ重要になる」と指摘。電動バランススクーター、電動キックボード、ペダル付き原動機付き自転車などの新製品が市場の新たなトレンドとなり、消費者の機能に対するニーズに変化が起きている中、企業は消費者のニーズを満たし、企業のブランド価値向上に努めるべきだとの見解を示した。
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