22日、雲南省保山市昌寧県内の開けた川沿いで放鳥されたシロハラサギ。既に体力が回復し、身体指標の各項目から自然環境で生存する能力を備えていると専門家が認定した。(昆明=新華社配信/刁麗俊)
【新華社昆明11月27日】中国雲南省保山市昌寧(しょうねい)県でこのほど、近絶滅種のシロハラサギ1羽が発見された。地元関係部門による速やかな保護・収容と治療・看護の結果、衰弱していたシロハラサギの体力は回復し、22日に自然に返された。
シロハラサギはヒマラヤ山脈南側地域に特有のサギ科の鳥類で、体高は1・27メートルにも達し、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで近絶滅種に指定されている。