【新華社リュブリャナ8月19日】中国「明朝万暦年間の皇室金器―東波斎秘蔵展」が16日夜、スロベニア国立博物館で開幕した。同展には中国陝西省の西安曲江芸術博物館が所蔵する明朝万暦年間に作られた皇室用金器79セット、145点が展示されている。
中国の葉皓・駐スロベニア大使やスロベニアのアントン・ペルシャク文化相ら、中国・スロベニアの各界の関係者と現地の華僑代表200人余りが開幕式に出席し、同展を見学した。
ペルシャク文化相は開幕式のあいさつで、スロベニアと中国は地理的に遠く離れており、文化の相違も大きいが、これらによって両国は互いに引き寄せ合っている。古代のシルクロードも現代の「一帯一路」も、東洋と西洋の文化を伝えつつ、互いに融合させていると述べた。
葉皓大使はあいさつで、同展の計画運営を行った両国の文化界関係者に、称賛の言葉を送った。
曲江芸術博物館の周天遊・館長は開幕式で、ゲストに装飾品や食器、花かご及び花瓶といった皇室用金器について簡潔に紹介した。
同展は2019年2月15日まで開催され、終了後にはスロベニア国立博物館が同様に、国宝レベルの磁器や先史時代の陶磁器、銀器などの貴重な文物を選別し、中国で展示を行うという。
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