【新華社ハルビン8月15日】中国石油天然気集団公司(CNPC)傘下の大慶油田によると、2018年上半期、大慶油田の海外市場売上は前年同期比43・3%増の52億5500万元(1元=約16円)となり、そのうち、海外原油持分権益生産量は前年同期比19・55%増の298万5400トン、年間生産量は600万トンを超える見通しだという。
今年上半期、大慶油田はカナダ市場のポンピング・ユニットを64台受注したほか、初めて南米市場に進出し、ペルー市場のポンピング・ユニット5台を受注。海外市場での受注は前年同期比で2倍以上増えた。「われわれは現有の市場を固めるとともに、小型ポンピング・ユニットの卸売と大型ポンピング・ユニット委託販売のビジネスモデルを採用し、顧客のニーズを詳しく調べ、製品グレードアップを実施、新製品を中堅製品として研究・開発している」とプロジェクトマネージャーを務める謝祥路氏はいう。
大慶油田の海外市場売上は、主に油田探査開発および油田サービス事業によるものだ。上半期、海外市場の油田サービス事業売上は前年同期比19・75%増の19億1700万元だった。
大慶油田の増進回収法(EOR)技術は国際市場の先頭水準にある。1998年に国際市場に進出して以来、大慶油田の海外事業は26カ国・地域を網羅し、従業員3900人を抱え、そのうち、外国従業員数は全体の60%強を占めている。
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