7月31日、重慶市永川区の鳳凰湖工業パークにある工作機械メーカーのエマグ(EMAG)(重慶)機械有限公司で、NC工作機械の調整・試験を行う作業員。
【新華社重慶8月2日】中国重慶市永川区は近年、ハイエンドNC工作機械を中心的けん引力とするスマート「装備製造業」(注)の産業クラスター(企業や大学、研究機関などが集積し、連携して付加価値を生み出していく状態)形成に力を注いでいる。すでに、ハイエンドNC工作機械やコア部品、NCシステム、公共データ検出などの機能が一体化された全産業チェーン団地の鳳凰湖工業パークを建設している。工業パークには現在、NC工作機械メーカー11社、関連企業10社余りが入居している。同区のスマート装備製造業関連の一定規模以上(年商2千万元以上)工業企業生産高は、2017年に89億元(1元=約16円)に達しており、地元産業の構造転換と高度化、質の高い発展を力強く推し進めている。(新華社記者/王全超)
注:装備製造業は、産業のために生産技術や設備、機械を提供する工業の総称で、中国独特の概念。