【新華社「雪竜」号7月31日】中国の第9次北極科学観測隊は28日、ベーリング海の公海水域において、海霧観測機器を搭載した観測気球を上げることに成功した。中国が独自開発した海霧観測機器が初めて北極科学観測に投入された。
今回の北極科学観測で使用された海霧観測機器は「海霧視程プロファイラ」と呼ばれ、中国海洋大学が独自開発したもので、海霧の物理的特性や放射特性について観測を行うことができる。今回の北極科学観測では、この機器を搭載した観測気球を合計40個上げる計画となっている。
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