【新華社北京7月31日】一般消費者向けに、中国の生命保険商品の全体像を示す研究報告が29日、北京で発表された。保険業界関係者の多くは、この報告が国内の保険購入層の育成に役立つだけでなく、第三者評価の導入により、中国の生命保険業界の健全かつ長期的な発展を促す可能性があるとの見解を示した。
発表された「2018年中国生命保険商品研究報告」は、中国財富伝媒集団の合同専門チームが、中国の保険市場で販売されている3700余りの生命保険の主流商品を対象に、1年3カ月にわたって比較研究した成果だ。
中国保険学会党委員会書記で同会長の姚慶海氏は、「この報告は第三者評価を通して金融・保険サービスを改善する先駆けとなった。消費者が金融保険や自らのリスクマネジメントの保障ニーズを理解するのを助け、消費者の利益を守るための大きな取り組みとなる」と語った。
2017年末現在、中国には保険会社が228社あり、保険収入は3兆6千億元(1元=約16円)に到達。いまや世界で最も急成長している保険市場の一つとなっている。
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