【新華社北京7月29日】中国工業・情報化部はこのほど、「工業と通信業の汚染防止攻略戦を断固成し遂げるための3カ年行動計画」を発表した。一定規模以上(年商2千万元以上)の企業が2020年までに単位工業増加値(付加価値)あたりのエネルギー消費量を2015年から18%削減し、環境配慮型製造業やハイテク産業の比率を大幅に引き上げると提出した。
長江経済ベルトの産業発展に対し、ネガティブリスト方式による市場参入許可制度を実施する。河北省など重点地域都市の鉄鋼企業については、生産停止の徹底、発展方式の転換、現地での改造、域外への移転などを通じた構造の転換とレベルアップを推進し、2020年末までに河北省の鉄鋼生産を2億トン以内に抑制する。
また、「散乱汚」企業(都市全体計画や土地利用計画などに合致しない工業企業、法律法規に違反した建設や生産経営を行う企業、排出量規定に違反している企業)に対する総合的な整理を強化し、環境配慮やスマート化に向けた改造や改良を加速する。スマート製造システムのソリューションサプライヤーを育成し、原材料や設備、消費財など重点業界でのスマート製造の普及に向けた取り組みを強化する。新エネルギー車(NEV)の普及については、関連部門と連携し、都市建設エリアで新たに導入または更新される公共交通車両や清掃車両、郵便車両、タクシー、通勤車両、小型物流配送車両で、新エネルギーまたはクリーンエネルギーを使用した車両の採用推進を加速させる。
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