【新華社ヨハネスブルク7月27日】中国の習近平国家主席の南アフリカ公式訪問に対し、同国の各界は、習近平主席の今回の訪問が二国間関係の深化にとって重大な意義を持ち、南アと中国の関係を新たな段階に推進すると広く評価した。
南アの主要紙「The Star」は24日の1面に「習主席、新興5カ国(BRICS)首脳会議を前に当地訪問」と題する記事を掲載「中国との戦略的関係をさらに強化する黄金のチャンスを南アにもたらした」と訪問を高く評価した。
南ア紙「Pretoria News」は同日、ヨハネスブルク大学孔子学院のDavid Monyae共同主任の話を引用し「習主席の今回の訪問は南アが中国との戦略的関係をさらに進化するための絶好のチャンスを提供した」と報じた。Monyae氏は両国が大学間の緊密な協力を強化すべきだと強調した。
南アフリカ大統領府も24日、ツイッターで、今回の公式訪問は「南アと中国の戦略的意義と歴史的意義を持つ政治、経済、社会、国際パートナーシップの強化を背景として」行われたと投稿した。
南アの政治アナリストSomadoda Fikeni氏は新華社の取材に対し、南アと中国は共にBRICS加盟国であり、二国間の政治対話が頻繁に行われ、国連安全保障理事会とその他多国間の活動において緊密な協力を維持し「習主席の今回の訪問は南アと中国の関係を更に強化した」と述べた。
南ア・スタンダード銀行のシム・チャバララ最高経営責任者(CEO)は「習主席の訪問はBRICSの協力メカニズムおよび南アの今後の発展にとって良いこと」とし、今回の訪問はアフリカ大陸と中国との貿易と投資もさらに促進するとの認識を示した。
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