【新華社北京７月２６日】中国の習近平国家主席は２６日、南アフリカのヨハネスブルクでブラジルのテメル大統領と会談した。
習近平氏は会談で次のように指摘した。中国とブラジルの関係は、相互尊重、平等な対応、互恵・ウィンウィンの原則を基礎として構築され、成熟し活発な発展途上の大国関係である。
習近平氏はさらに次のように強調した。中国とブラジル双方は各分野の交流、協力のけん引と調和を強化し、貿易の自由化と円滑化を促進、２国間貿易の質の高い成長を推し進め「一帯一路」構想をブラジルの「投資パートナーシッププログラム」（ＰＰＩ）などの発展計画と結びつけることを積極的に検討し、代表的なプロジェクトを推進、革新的な協力を広げ、人的、文化的交流を強化しなければならない。中国はブラジルとともに中国・ラテンアメリカ協力を推進し、中国とポルトガル語圏諸国の経済貿易協力が新たな段階に入るよう推進することを望む。中国はブラジルが次回の新興５カ国（ＢＲＩＣＳ）首脳会議をうまく行えるよう支持する。
テメル氏は次のように述べた。ブラジル・中国全面的戦略パートナシップは強固でウィンウィンである。ブラジルは「一帯一路」構想を非常に重視し、両国間の貿易や投資、インフラ建設、エネルギーなどの分野での協力を深めたい。両国は共に重要な発展途上の大国として、国際事務や地域事務における意思疎通と調和を密にし、ＢＲＩＣＳの団結・協力を促進、発展途上国の共通利益を守るべきだ。ブラジルは両国関係の発展に積極的に貢献したい。
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