【新華社ポートモレスビー7月19日】「調和の使命2018」の任務を遂行する中国海軍の医療船「平和の箱舟」が18日、ポートモレスビーを出港した。同船はパプアニューギニアでの8日間の友好訪問を終え、同国での人道主義医療サービス任務を十分に達成した。
パプアニューギニアはふ頭で熱烈な歓送式典を行い、同国国防軍のフィリップ参謀長、中国駐パプアニューギニア大使館の職員、パプアニューギニア国防軍将兵、現地の人々、中国の支援医療チーム、中国企業や華僑・華人の代表が岸壁で医療船を見送った。
訪問期間に、「平和の箱舟」はあらゆる気象条件下で診療サービスを展開し、フル稼動で高効率な運営により、船の中心的設備で多くの患者を治療すると同時に、多くの医療サブチームを現地の病院に派遣して医療、防疫、設備修理などのサービスを提供し、診療者数は累計6209人、CT、DR、超音波検査、心電図などの補助検査を受けた人の数は2042人、手術は36例、入院者数は36人に達した。特に初めてパプアニューギニアと共同で行った応急医療救援訓練は、幅広い称賛を得た。
同国のオニール首相は、医療スタッフや手術後の入院患者を見舞うため乗船した際、「平和の箱舟」が再びパプアニューギニアを訪問し、現地住民に無料の診療サービスを提供したことを高く評価し、今回の訪問が両国の人々の友情をさらに深め、両国の戦略的パートナーシップを深めたとの見方を示した。
パプアニューギニア訪問を終えた「平和の箱舟」は、次の訪問地であるバヌアツに向かう予定。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: