【新華社成都7月19日】中国四川省成都税関の統計では、2018年上半期、四川省のモノ貿易輸出入総額は前年同期比24・9%増の2499億1千万元(1元=約17円)となり、全国輸出入平均伸び率を上回った。そのうち輸出額は27・5%増の1344億1千万元、輸入額は21・9%増の1155億元であった。
ドル建てでは、上半期、同省のモノ貿易輸出入総額は34・3%増の390億7千万ドル(1ドル=約113円)。そのうち輸出額は37・3%増の210億2千万ドル、輸入額は31・1%増の180億5千万ドルとなった。
6月、同省の輸出入総額は15・9%増の468億6千万元。そのうち輸出額は19・3%増の274億5千万元、輸入額は11・5%増の194億1千万元であった。
成都税関スポークスマンの伍剣氏は、上半期の同省の輸出入には6つの特徴があると説明した。第一に加工貿易が全体の6割近くを占め、対外貿易を強くけん引しており、工事請負による貨物輸出が大幅に増えた。第二に「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」沿線諸国・地域への輸出が急増し、伸び率は全体を上回った。第三に外資系企業の輸出が圧倒的なシェアを占め、国有企業の伸び率が最も大きかった。第四に成都高新総合保税区が対外貿易の発展に大きく寄与した。第五に集積回路、自動車、カラーテレビなど機械電子製品輸出伸び率は全体を上回り、伝統的な労働集約型製品輸出は減少した。第六に機械電子製品輸入が主導的な地位を占め、鉱砂輸入は急激な増加が見られた。
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