【新華社上海7月10日】米電気自動車(EV)メーカー、テスラの巨大工場が中国上海市の臨港地区に建設されることが10日、正式に決定した。電気自動車年間50万台の生産を計画する。上海市にとっては過去最大の外国資本による製造業プロジェクト、テスラにとっては米国以外に建設する初の巨大工場となる。
合意によると、上海市政府とテスラは、技術の革新や産業の発展などの分野を中心に協力と交流を深める。上海市政府は、テスラが、研究開発や製造、販売などの機能を一体化した子会社と電気自動車研究開発革新センターを上海に設立し、革新的な技術成果の実用化を推進し、グローバルな発展を加速させ、上海のハイエンド製造業の発展を後押しし、世界級の自動車産業センターの建設を加速し、上海の卓越したグローバル都市への発展を支え、協力とウィンウィンを実現することを積極的に支援する。
テスラと上海臨港管理委員会、上海臨港経済発展(集団)有限公司が共同締結した電気自動車プロジェクト投資合意書によると、テスラは、研究開発や製造、販売などの機能を一体化した全額出資の巨大工場を臨港地区に建設する。同日発足したテスラ(上海)電気自動車研究開発革新センターは、テスラのグローバル研究開発体系の重要な一環として、電気自動車の研究開発や革新に主に取り組み、電気自動車の革新的技術の成果応用を積極的に推進していく。
上海市政府は、テスラ工場の建設を全力で支持し、テスラを含む各種の企業の上海での発展により良い環境を構築し、より良いサービスを提供する方針だ。
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