【新華社ラサ7月10日】中国チベットのヒマラヤ山脈中央部南麓で先ごろ、アフリカ以外にも生息する唯一のジャッカルのキンイロジャッカルが撮影された。中国国内で初めて。
チベット生物多様性画像保存機構の発起人で写真家の羅浩氏によると、同機構の2人のカメラマンが今月7日午後4時ごろ、海抜3500メートル前後のチベット自治区シガツェ市吉隆溝で動植物を撮影していた際に突然現れたキツネに似た動物を約3分間、20枚余り写真に撮った。
翌8日、北京大学生命科学学院の研究員で博士課程指導教諭の李晟氏ら権威のある専門家が写真の動物がキンイロジャッカルであると確認した。キンイロジャッカルの生息範囲は広く、北アフリカから中東、南アジア地域で見つかっているが、中国での生息が今回初めて写真の実証記録で確認された。
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