【新華社上海6月25日】「新型国際関係と人類運命共同体構築を推進する 『中日平和友好条約』締結40周年記念国際シンポジウム」が24日、中国上海市の錦江飯店ホールで開催された。
日本の福田康夫元首相が出席し、特別記念講演でアジアの未来についての考えを述べた。中国社会科学院学部主席団主席、人民政治協商会議(政協)全国委員会民族・宗教委員会主任の王偉光氏と、元中国外交部副部長、元駐日本中国大使の徐敦信氏も特別記念講演を行った。
今回のシンポジウムでは、中日平和友好条約締結の歴史と精神を振り返って学び直し、政治、経済、社会文化などの分野から両国関係を改善し発展させる新たな措置を深く検討し、中日関係を再び正常な軌道に乗せて長期的に健全で安定的に発展させていくために提言・提案を行った。
中日両国の友好関係者、専門家や研究者、メディアの代表など300人余りがシンポジウムに参加した。元中国社会科学院副院長の武寅氏、日本の元山口大学副学長の纐纈厚氏、中国社会科学院日本研究所副所長の楊伯江氏、日本の東京大学教授の高原明生氏、同大学教授の川島真氏、上海市日本学会会長の呉寄南氏など中国と日本の専門家や研究者がそれぞれ講演を行った。
今回のシンポジウムは中国社会科学院、復旦大学、中華日本学会が主催し、中国社会科学院・上海市人民政府上海研究院、復旦大学日本研究センター、中国社会科学院日本研究所が運営を担当した。
福田氏はシンポジウムに出席した際、復旦大学と上海交通大学も訪問した。
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