【新華社東京6月25日】中国のEC大手アリババグループは1日から20日まで、今年の半期を締めくくるショッピングイベント「天猫618」(Tmall 618セール、Tmall 618 Mid-year Shopping Festival)を開催した。期間中の日本ブランドの売上は前年から8割増えた。
同グループの発表によると、今年の「618セール」全体での日本ブランドの売上は前年から80%増加した。越境ECサイト「天猫国際(Tmall Global)」での日本ブランドの売上は前年比225%増で、国別売上で日本は1位を獲得したという。これらの数字は、中国消費者の日本ブランドに対する根強い人気を示している。
日本からの輸入品では、美容関連製品やベビー用品の人気が高く、化粧水部門の売上は前年の8倍以上、おむつは2倍となった。また、ラグジュアリーやアパレルは4倍以上、美容機器やペットフードは5倍以上、化粧品やデジタル機器、食品、健康食品も2倍以上を売り上げた。
ブランドで見ると、ドクターシーラボは前年比184%、カルビーの海外旗艦店は1229%の売上を記録した。今年から618セールに参加したタカミ化粧品は、昨年11月の「ダブル11」商戦時の売上の9・4倍を売り上げた。
Tmallの靖捷(ジェット・ジン)総裁は、今年の618セールを通じて消費者、そして各ブランドの本セールに対する熱意が実感できたと感想を述べた。(記者/彭純、銭錚)
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: