【新華社北京6月19日】習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席は19日、訪中のため同日北京に到着した金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長・国務委員長と会談を行った。会談で、習近平氏は以下のように指摘した。金正恩委員長とトランプ大統領がシンガポールで会談するのを見ることができ喜ばしく思う。中国は、両国が朝鮮半島非核化と恒久平和に向けたメカニズム構築で原則的な共同認識に達し、前向きな成果を得たことを高く評価している。金正恩委員長同志が今回わざわざ中国を訪問したことは、中朝両国両党の戦略的対話に対する重視の度合いの高さを示しており、私はそれを高く評価する。
さらに、習近平氏は以下のように強調した。私と委員長同志は3カ月を経たずに3度会談し、両党と両国関係の発展の方向性を示し、中朝関係の発展で新たな章を書き加えた。中国共産党と中国政府は中朝の友好協力関係を非常に重視している。世界と地域の情勢がいかに変化しようとも、中国共産党と中国政府の中朝関係の強固な発展に力を尽くすという確固とした立場が変わることはない。中国人民の朝鮮人民に対する友好と友情が変わることはなく、中国の社会主義朝鮮に対する支持が変わることはない。私は委員長同志と共に双方が合意にいたった重要な共通認識を引き続き実行に移し、両国関係の健全で安定的な発展を推進し、両国と両国人民に幸福をもたらしたい。
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