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中国侵略日本軍の細菌戦を暴いた録音資料、偽満皇宮博物院に収蔵
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-05-09 11:24:36 | 新華社 | 編集: 陳辰

  【新華社長春5月9日】ロシア国立音声記録アーカイブが所蔵していたハバロフスク裁判の録音資料が7日、中国吉林省長春市の偽満皇宮博物院に正式に収蔵された。この録音資料は22時間以上に及び、戦犯の供述により、中国侵略日本軍「第731部隊」と「第100部隊」の細菌戦による犯罪行為が明るみになった。

  説明によると、この資料はソビエト連邦が戦後、ハバロフスクの軍事裁判所で行った「細菌兵器を製造、使用した部隊軍人」に対する裁判の全過程の録音記録で、裁判を受けた戦犯には「第731部隊」と「第100部隊」の隊員が含まれる。偽満皇宮博物院の趙継敏・副院長は、同博物院が日本のNHKに続いて2番目にこの完全な録音資料を入手した機関となったことを明らかにした。

  引き渡し式では、かつて「第731部隊」の総務部部長と細菌製造部部長を兼務した川島清被告の供述の録音が再生された。「第731部隊」は天皇の秘密命令によって発足し、主に細菌戦に関する科学研究を行い、膨大な数の細菌専門家と専門要員を有していたと川島清被告が供述していた。

  偽満皇宮博物院の王志強院長によると、日本が中国を侵略していた間、長春に駐屯していた「第100部隊」は日本の細菌戦の主力部隊の一つで、主に動物、植物および人畜共通の細菌兵器を研究、製造した。1945年8月の日本敗戦後「第100部隊」は全ての施設を自ら焼き払い、全ての資料を隠し、隊員が日本に帰国したため、歴史の真相は長い間隠されていた。王院長は、これらの録音資料は歴史の真相を明らかにする重要な証拠となると指摘した。

  偽満皇宮博物院は今後、これらの録音資料を翻訳、整理し、その中の「第100部隊」に関する内容を同博物館が準備している「侵華日軍第100部隊特別展」に使う。

  

  当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

 

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中国侵略日本軍の細菌戦を暴いた録音資料、偽満皇宮博物院に収蔵

新華網日本語 2018-05-09 11:24:36

  【新華社長春5月9日】ロシア国立音声記録アーカイブが所蔵していたハバロフスク裁判の録音資料が7日、中国吉林省長春市の偽満皇宮博物院に正式に収蔵された。この録音資料は22時間以上に及び、戦犯の供述により、中国侵略日本軍「第731部隊」と「第100部隊」の細菌戦による犯罪行為が明るみになった。

  説明によると、この資料はソビエト連邦が戦後、ハバロフスクの軍事裁判所で行った「細菌兵器を製造、使用した部隊軍人」に対する裁判の全過程の録音記録で、裁判を受けた戦犯には「第731部隊」と「第100部隊」の隊員が含まれる。偽満皇宮博物院の趙継敏・副院長は、同博物院が日本のNHKに続いて2番目にこの完全な録音資料を入手した機関となったことを明らかにした。

  引き渡し式では、かつて「第731部隊」の総務部部長と細菌製造部部長を兼務した川島清被告の供述の録音が再生された。「第731部隊」は天皇の秘密命令によって発足し、主に細菌戦に関する科学研究を行い、膨大な数の細菌専門家と専門要員を有していたと川島清被告が供述していた。

  偽満皇宮博物院の王志強院長によると、日本が中国を侵略していた間、長春に駐屯していた「第100部隊」は日本の細菌戦の主力部隊の一つで、主に動物、植物および人畜共通の細菌兵器を研究、製造した。1945年8月の日本敗戦後「第100部隊」は全ての施設を自ら焼き払い、全ての資料を隠し、隊員が日本に帰国したため、歴史の真相は長い間隠されていた。王院長は、これらの録音資料は歴史の真相を明らかにする重要な証拠となると指摘した。

  偽満皇宮博物院は今後、これらの録音資料を翻訳、整理し、その中の「第100部隊」に関する内容を同博物館が準備している「侵華日軍第100部隊特別展」に使う。

  

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