【新華社北京5月8日】中国コマンド&コントロール学会主催の「閃迅10ギガビット・イーサネット・スマートコントローラー」科学技術成果鑑定会が5日、中国北京市で開催された。倪光南、費愛国、王子才の各氏をはじめとする中国工程院・中国科学院両院院士11人と、軍事科学技術研究機関、軍事関係工業集団、有名大学からの専門家19人が出席した。今回の鑑定に合格した「閃迅10ギガビット・イーサネット・スマートコントローラー」は、北京網迅科技有限公司が研究開発したもの。コンピューティングと記憶デバイスに必須の核心部品で、主な機能は設備をインターネットにつなぐ際に、入力・出力データをコントロール、処理する。会議に参加した両院院士、専門家は、これは中国初の独自知的財産権を有する企業レベルの10ギガビット・イーサネット・スマートコントローラーチップであり、海外製品による独占状態を打破し、国家情報の安全を確保する上で非常に重要な意義があるとの認識を示した。(新華社記者/劉蓮芬)