【新華社大連4月20日】中国中車大連機車車輛有限公司によると、同社が研究開発した高速列車「復興号」CR200J動車組の動力車の各種試験がこのほど完了し、蘭渝(蘭州~重慶)鉄道での全線接続試運転を実施した。
CR200J動力集中型動車組プロジェクトは、中国鉄路総公司と中国中車を中心として行われている。同動車組の設計時速は160キロ、審査対象となる部品は簡素化され、異なるサプライヤーの部品でも同等交換が可能となった。同動車組の動力車は、2017年6月に北京環状鉄道に運ばれ、最大運転時速160キロでの環状線試運転を完了し、さらに同年12月に、動力なしで重慶へ運ばれ、22日間に及ぶ線路での試運転を行った。
蘭渝鉄道が全線開通すれば、蘭州と重慶の鉄道距離は従来の1466キロメートルから855キロメートルに短縮され、走行時間は従来の12時間前後から7時間前後へと短縮される。
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