【新華社北京4月19日】中国人力資源・社会保障部はこのほど、2017年の中国の海外留学者総数が60万8400人、留学帰国者総数が48万900人に達し、これまでの最高を更新したことを明らかにした。
同部の担当者によると、この数年中国は留学帰国者による起業・イノベーションの取り組みを強化しているという。現在、留学帰国者の起業・イノベーション環境は改善し続けており、同部は「省・部留学生起業パーク共同建設協力会議」の枠組み整備を通じて、各地の留学生起業パークに対する指導を強化する。
また、国家戦略に貢献し、経済発展を促すため、同部は「海外赤子国家貢献行動計画」を強力に実施している。2017年の「赤子計画」では、各種海外人材を延べ2千人以上国家貢献に引き寄せ、1万6千以上の人材・技術提携プロジェクトが行われ、提携合意書の締結或いは提携の意向に達した件数は2千件以上、訓練に参加した専門技術者数は延べ1万人以上となり、帰国人材が国家に貢献する新たなトレンドが生まれた。
改革開放から2017年末までの中国の海外留学者数は累計519万4900人で、学業を終えた374万800人のうち312万2千人が帰国を選択し、学業終了者全体の83.73%を占めている。中国共産党第18回全国代表大会(2012年開催)以降では、累計231万3600人の留学生が帰国している。
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