【新華社ハルビン4月16日】中国黒竜江省政府部門はこのほど、中国とロシアの国境の河川、黒竜江とウスリー川の本流で今年55日間の禁漁期を設け、魚の産卵や繁殖を守り、漁業資源の保護を行うと発表した。
通告によると、同河川における禁漁期は6月11日から7月15日までと、10月1日から20日までの2段階に分けて実施されるという。
禁漁期間中、現地の漁業水域では漁獲が禁止され、漁船や漁具はすべて漁獲地点から撤去しなければならない。同期間中に漁業の科学研究のため漁をする必要な場合、同省の漁業行政主管部門の承認を得なければならないという。
黒竜江とウスリー川はサケなど一流の魚の主な産地となっている。黒竜江省は禁漁期設定など一連の生態保全措置を通じて、同河川の漁業資源の回復を図っている。
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