【新華社海口4月15日】中国海南省政府弁公庁はこのほど「海南省水質汚染管理三年行動計画(2018―2020年)」を発表した。管理対象河川(湖)の水質を2020年までに改善し、都市水質汚染の解消を目指す。
今回の行動計画で管理地域に指定されたのは、都市と町の河川と湖、省内の主要河川と貯水湖、河口流域、重点海湾の4系統126カ所。対象地域の水質を2020年までに5類(農業用水レベル)以上に改善し、都市水質汚染の解消を実現する。主要貯水湖の水質は原則として3類(飲料水レベル)以上、河口流域の水質は5類以上、重点海湾の海水水質は2類(養殖可能レベル)以上にそれぞれ改善する。
行動計画はさらに、各市県の政府が各管理対象水域で水質汚染源の全面的な調査を行い、汚染原因や汚染範囲、排出事業者を特定することを求めた。また、汚染原因に基づく環境改善を行うため、河長制、湖長制、湾長制(河川、湖、海湾に対し各レベルの党・政府主要責任者が責任を負う制度)を全面的に導入する。各地域で個別の原因に由来する問題については「一河一策」「一湖一策」「一湾一策」を実施し、問題ごとに対策を講じ、改善の精度と効果を高めていく。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事