【新華社北京４月２４日】朝鮮の黄海北道（ファンヘブクド）で２２日１８時ごろ、大きな交通事故が発生し、３４人の 中国人観光客を乗せている大型観光バスが橋から転落し、３２人が死亡し、２人が重傷を負った。
事故後、中国共産党中央委員会と国務院は事故を重大視した。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が直ちに重要指示を出し、外交部および在朝鮮中国大使館に対し、あらゆる必要な措置を迅速にとり、朝鮮側と調整し、事故処理に全力で取り組むよう要求し、負傷者を全力で助け、犠牲者の善後処置をしっかり行うよう求めた。関係の地方に対し、死傷者の家族に対するケアを主体的に進めるよう求めた。
習近平氏は次のように強調した。最近、さまざまな事故が頻発しており、重大視すべきだ。間もなく始まるメーデーの連休（４月２９日～５月１日）は観光の人出が多い。各地区と関係部門は安全対策に心を引き締め、安全作業の責任制を徹底し、事故の危険を厳重にチェックし、事故防止作業を強化し、事故発生時の対応措置を整え、人民大衆の生命と財産の安全を確実に守らなければならない。 李克強中国共産党中央政治局常務委員・国務院総理も指示を出し、事故の具体的状況の把握を急ぎ、救助・治療と善後処置にしっかり取り組むよう要求した。
習近平氏の指示と李克強氏の要求によって、外交部及び在朝鮮中国大使館はいち早く緊急態勢をとり、朝鮮側と緊密に意思疎通を図り、朝鮮側と調整して全力で救助に当たっている。朝鮮の関係部門は事故を重大視し、救助活動を進めている。
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