【新華社ソウル3月26日】中国と韓国の自由貿易協定(FTA)第2段階第1回交渉がこのほど、ソウルで行われた。中国から王受文・商務部副部長、韓国から金栄三(キム・ヨムサン)産業通商資源部貿易投資室長をはじめとする代表団が交渉に参加した。
双方は両国の貿易投資に対するFTAの役割を高く評価し、貨物貿易、原産地規則、貿易の技術的障害、衛生と植物衛生措置、貿易救済、知的財産権、経済協力、環境と貿易などの分野でのFTA実施状況と主要注目分野に関し、踏み込んだ意見交換をした。双方は両国首脳の指示に基づき、FTA実施過程で現れた具体的な技術問題を話し合い、FTAの優遇措置をさらに着実に実施し、両国の企業と国民に実益を与えることを目指す。
中韓FTAは2015年12月20日に発効し、1回目の関税削減を実施した。それから2年余りの間、両国は4回の関税削減を実施し、関税免除製品は現在、両国の貿易額の50%を占めている。2017年、中韓貿易額は2802億6千万ドルに上り、前年比で10・9%増加した。
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