【新華社バグダッド3月23日】イラク外務省は22日、トルコの戦闘機が同日、イラクとの国境を越えて空爆を行い、イラク市民を死亡させたとして、トルコを非難する声明を発表した。
声明は「トルコ軍は22日、イラク北部のクルド自治区の複数の村に対し空爆を行い、多くの死者を出した。イラク側は、トルコがクルド自治区の非武装の一般民衆を攻撃したことを非難し、隣国によるイラク国内での軍事攻撃に断固反対する」と表明した。
クルド自治区の現地メディアの報道によると、トルコの戦闘機が攻撃しようとしたのは、トルコ政府にテロリスト組織と認定されているクルディスタン労働者党の陣地であり、イラン暦の正月「ノールーズ」を祝う現地住民4人が空爆で死亡したという。
クルド自治区の行政当局も空爆による一般民衆の死亡に対し非難を表明したが、トルコ政府を名指しして非難しなかった。
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