【新華社北京3月8日】7日に発表された中国のガソリン、ディーゼル油の卸価格指数は、レギュラーガソリンの全国平均卸価格が1トンあたり7565元(1元=約17円)で前日比1元の下落、ディーゼル油が6256元で前日比5元の上昇となった。
市場全体では、国際原油価格の上昇や農業用燃料の販売拡大、各業種の稼働率の緩やかな上昇が需要回復要因となった。一方、中部エリアでは降雨による稼働率低下のため、需要は増えなかった。
地域別では、ガソリン卸価格は安徽省と広西省で上昇し、新疆ウイグル自治区と北京で下落した。ディーゼル油卸価格は、四川省、山東省、安徽省、福建省、山西省、広西省で上昇し、黒龍江省と新疆ウイグル自治区で下落した。山東地域精製企業ではガソリン価格が小幅変動し、ディーゼル油価格は全面的に上昇した。
中国のガソリン、ディーゼル油の卸価格指数は新華社中国経済情報社、中国石油経済技術研究院、上海石油天然ガス交易センターが合同で発表している。全国の主要企業や機関(石油精製工場を含まない)の卸価格の集計に基づく、市場状況を反映した有力な指数である。データは現在、主に中国石油経済技術研究院が提供し、収集範囲は今後さらに拡大する見通し。
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