【新華社北京2月22日】中国国務院発展研究センター金融研究所の張承恵元所長はこのほど、中国がグリーン経済の持続可能な発展を実現するためには金融によるサポートが必要だとの考えを示した。
中国国際発展知識センターが主催する「持続可能な発展フォーラム」が先日北京で始まった。同氏は第一回講演の中で、試算によれば中国のグリーン経済の発展への投資は額が大きく、財政投資だけでは到底足りないだろうと話した。「第13次5カ年規画(2016年~2020年)」期間中、中国のグリーン金融のニーズは、毎年2兆5千億元(1元=約17円)以上とみられている。
また同氏は次のように話した。グリーン投資プロジェクトは一般的に期限が長く、収益率が低いという特徴があり、金融機関がグリーン金融の発展に積極的になるよう研究していく必要がある。それと同時に先進的な海外の経験を積極的に学ぶ必要があり、具体的には、機関投資家に持続的発展を投資戦略に組み込み、持続可能な要素を監督管理に関する法規に盛り込み、グリーン債券市場の発展を促すなどの対策をとるよう求めていく。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: