【新華社石家荘2月22日】中国河北省張家口市の蔚県博物館所蔵の漢代のランプ「青銅彩絵雁魚灯」が、精巧な構想による特殊な装置により、2千年前の中国人の省エネ・環境保護理念を体現している。この雁魚灯は2012年に蔚県楊荘窠郷で出土した。雁と魚の体は空洞になっており、雁の背中のランプの煙は魚と雁の首を通って、水で満たされた雁の体の中に吹き込まれて、水に溶かさる。煙は外部に排出されない。雁の背中の火をともす皿は2枚の孤形の壁で囲まれ、これを左右に動かして開けると、風を防ぐことができるだけでなく、光の明るさや照明の角度も調節できる。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: