【新華社杭州2月13日】中国の今年の春運(旧正月前後の帰省・Uターンラッシュ)期間中、浙江省の省都、杭州市の杭州東駅で行われている無料の写真撮影サービスが話題になっている。これは、列車待合ロビーに設けられた「幸せ写真館」を乗客が訪れると、専門のカメラマンが撮影し、写真を乗客の携帯に送信してくれるというものだ。
この「幸せ写真館」のスタジオは、中国人が愛用を持つ赤色を基調とし、縁起の良い「福」の字や中国結びなどが飾り付けられており、乗客に祝日らしい華やかな雰囲気を感じさせる。スタジオにはまた、楽しい言葉が書いてあり、漫画の会話泡の形に作られた板が多く準備されている。乗客がそれを持って撮影すると、「帰省のため待合ロビーで改札を待っています」「帰省の列車に間に合った!」などのような言葉を写真の中で展示することができる。
「こうしたサービスを提供する理由は簡単です。乗客はみな故郷に帰る喜びを記録したいからです」と関係責任者は話す。春節は中国人の心の中で最も大切で楽しい祝日で、撮影はこうした雰囲気を表す良い方法なのだという。
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