【新華社パリ2月19日】フランスのマクロン大統領はこのほど、大統領府においてフランスに住むアジア系の人々に対し、旧暦の新年の挨拶を行った。そこで、フランスとアジアの交流は古くから続いており、今後、3つの原則に基づきアジア外交を強化していく考えを明らかにした。
一つ目の原則は「法則」で、任期の5年間に「少なくとも年に1度は訪中する」と語った。アジア各国の首都だけでなく他の地方にも訪れると話し、訪問終了後その訪問の成果について追跡評価を行うという。
二つ目の原則は「協力パートナーの多様化」で、フランスは中国、インド、日本などのアジアの大国との協力を強化させるだけでなく、今後はインドネシア、韓国、ベトナム、マレーシアなどその他アジア諸国とも協力を進めていくと語った。
三つ目の原則は「理念の一新」で、昨今のフランスのアジア各国でのイメージは、古く限られているため、今後、フランスが「革新に強い」イメージを強化し、またフランスの地方都市や農村がアジアで広く知られるよう努めていくと語った。さらに、米国が気候変動対策を定めた「パリ協定」からの離脱を宣言したことによって、アジアが気候変動対策におけるフランスにとって最も重要な協力パートナーとなったことは確実で、この分野において、中国はフランスの「盟友」だと強調した。「2015年以来、中国は気候変動対策に革命的政策を実施する決意を示している」と話した。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: