【新華社広州2月17日】正月料理の「盆菜」を食べ、花の市へ行き、花車のパレードを見る。中国広東省の広州市で14日、花のイベント「国際観光著名人・花の都広州への幸福の旅」が開幕した。9カ国の旅行業関係者20家族が招待され、広州で「広東風」の春節(旧正月)を体験する。
広州市旅遊局によると、春節期間中に広州を訪れる国内外の観光客は延べ1500万人で、前年より約14%の増加を見込む。2016年の統計では、同市の人口は1400万人超。この時期に訪れる観光客の数は同市の人口に匹敵する。
広州から世界各都市への直行便増加に伴い、海外からの観光客は増加の一途をたどる。同市ではニューヨークやロサンゼルス、シドニー、オークランド、バンクーバー、パリ、モスクワ、ドバイ、ナイロビ、メキシコシティなど世界10都市に観光情報窓口を設け、プロモーションに力を入れる。今回招かれた家族もこれらの都市から来た。
バンクーバーから参加したバリー夫婦は、2001年にも中国を訪れた。当時は北京と武漢をまわり、万里の長城にも登った。春聯((しゅんれん、旧正月に門や入り口に貼る一対のめでたい言葉を記した赤い紙)や切り紙などの中国民間芸術については知っていたが、広州の獅子舞など中国嶺南地域の文化には新鮮さを感じ、中国文化への理解をさらに深めた。
招待された家族は、広州で迎春花の市の見学や、春節の花車パレードの鑑賞など、春節の文化を幅広く体験する。
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