【新華社三沙2月16日】三沙市図書館並びに海南省図書館三沙分館が14日午前、中国海南省三沙市永興島に正式にオープンし、中国の最南端にある公共図書館となった。
同図書館には3つの閲覧室があり、2万冊以上の本が所蔵されている。目下人気の大衆向け図書のほか、島に駐在する軍や警察及び住民のニーズにより、三沙、海洋、軍事などの特色ある図書コーナーも設けられている。
三沙市図書館のオープンは、海南省が市・県の公共図書館を全面的にカバーしたことを示しており、海南省の現代公共文化サービス体系構築の加速と全省の基本公共文化サービスの標準化、均等化構築の促進にとって重要な意義がある。特筆すべきなのは、次世代身分証明書(第二代身分証)が三沙市図書館の図書カードを兼ねており、身分証明書が市政交通カード(一卡通)の機能を有している点だ。利用者は次世代身分証明書があれば、保証金を払わずに本を借り、行き届いたサービスを享受することが可能だ。また、身分証明書の番号を同図書館の微信(WeChat)サービスアカウントと連携させれば、WeChatの二次元バーコードを携帯で読み取って本を借りることもできるという。
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