【新華社ワシントン2月15日】米国フロリダ州パークランドの高校で現地時間14日午後、銃乱射事件が発生し、少なくとも17人が死亡、多数のけが人が出たと地元警察が明らかにした。容疑者はすでに拘束されているという。
警察によると、午後2時半ごろ、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校(Marjory Stoneman Douglas High Sch.)で、銃乱射事件が発生し、約2時間後、同校の元生徒だったニコラス・クルーズが容疑者として拘束された。犯行の動機はまだ明らかにされていない。
同校生徒がスマートフォンで撮影した映像では、授業中に銃声を聞いた生徒たちが慌てて机の陰に隠れる様子が映され、大きな叫び声や連発する銃声が聞こえた。
地元メディアは、手錠をかけられた若い男がパトカーで連行される様子を報道した。パークランドのランシー警察官は、現場では多くの死傷者が出ていると説明し「われわれにとって恐ろしい1日だった」と語った。
事件発生の報を受け、ホワイトハウスは当日午後の定例記者会見を取りやめ、トランプ米大統領はフロリダ州知事と電話で連絡を取り、ツイッターで被害にあった人々に対しお見舞いの意を表した。
同校はフロリダ州南部にある有名な公立高校で、約3千人の生徒が通っている。
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