新華網北京10月11日(記者/闫子敏)外交部の華春瑩報道官は10日、中国側はロシアと共に努力し、中露関係が高いレベルにおいてより多い成果を獲得できるよう推進したいと表明した。
当日の定例記者会見で、ある記者は次のように質問した。ロシアメディアの報道によると、プーチン大統領は10月9日、露中友好協会の成立について祝賀の書簡を送った。書簡は、友好協会は現在の露中関係の発展を見届け、両国関係は今、すでに相互信頼の全面的パートナーシップと戦略的協力関係までに深まり、露中両国を繋げてきた「善隣友好」と「相互理解」の良き伝統は代々と受け継がれ、引き立てられていくと指摘した。中国側はこれに対し、また、目下の中露関係に対し、どのように評するのか。
華報道官は、中国側はプーチン大統領の露中友好協会と中露関係に対する評価を賛同すると述べた。習近平主席も9日、露中友好協会に祝賀の書簡を送り、露中友好協会が両国人民の相互理解と友情の増進に果たした積極的な貢献を高く評価した。露中友好協会が成立60周年を契機とし、両国の民間交流の新たな局面を開き、両国民の心を通わせ、民意の融和を促進するためにさらなる大きな貢献を捧げ、中露の全面的戦略協力パートナーシップのハイレベルにおける発展を後押しするよう希望している。
華報道官は、「露中友好協会創立60周年にあたり、両国の元首が同時に祝賀の書簡を送ったことは、両国元首の中露関係に対する高度な重視及び民間交流が両国関係発展の促進に果たした役割に対する十分な肯定と期待を示した。」と述べた。
華報道官は、現在、中露の全面的戦略協力パートナーシップはハイレベルな発展を維持し、歴史上最も良い時期を迎えていると表明し、「我々はロシア側と共に努力し、民間交流をさらに奨励・推進し、中露世代友好の土台を固め、中露関係が高いレベルにおいてより多い成果を獲得できるよう推進したい。」と語った。
(新華社より)
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