【新華社モスクワ10月21日】ロシアのプーチン大統領は19日、ソチで開催されたヴァルダイ国際討論クラブの年次総会に出席し、中国の習近平国家主席と良好な個人的関係を持っており、ロシアと中国の両国は多くの問題において常に共通認識を見出していると述べた。また、ロシアは中国共産党第19回全国代表大会(第19回党大会)に高い関心を持っているとし、中国は世界経済の「駆動力」であり、ロシアと中国は今後非常に大きな協力計画を共同で実施していくとも述べた。
プーチン大統領は質問に答える際、ロシアは現在開催されている第19回党大会に高い関心を持っていると述べた。また、「中国は間違いなく世界経済の駆動力だ。中国はロシア最大の貿易パートナーであり、両国は、宇宙、ハイテク、エネルギーなどの重要な分野を含む非常に大きな協力計画を持っており、これらはすべて、両国関係の今後の発展に基礎を据えるものとなる。」と述べた。
プーチン大統領はさらに、大統領と習近平国家主席は会談の際に互いを友人と呼んでいると話し、これは二人の間の関係にふさわしいと同時に、双方が各自の国家利益の維持のためにも力を尽くしているとした。大統領は、「外交官たちが述べるように、ロシアと中国の両国は多くの問題について同じ立場、または似た立場を取っている」とし、「あらゆる問題において、ロシアと中国の双方は常に共通認識を見出し、ある種の妥協点を模索し、これを見つけて、合意に達することができる。最終的に、このような共通認識は両国に恩恵をもたらすことができる。双方は前進する上で、一部の問題にこだわり、停滞するのではなく、解決方法を見つけて、引き続き前に向かって進むからだ。こうすることで、新しい可能性が生まれる。これは、非常に積極的な方法だ。」と語った。
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