【新華社北京10月21日】国務院南水北調(中国南部地域の水を北部地域に引くプロジェクト)弁公室は、南水北調東部ルート1期プロジェクト2017-2018年度給水業務が19日に開始したことを明らかにした。南水北調東部ルート1期プロジェクトの5年目の給水年度となる。今回の給水計画は2018年5月末までで、山東省に向け10億8800万立方メートルを給水する。
南水北調東部ルート1期プロジェクトは、江蘇省揚州市付近の長江本流から水を引き、13級のポンプ場を通して段階的に水を引き上げる。京杭大運河及び並行する河川を利用して運び、洪沢湖、駱馬湖、南四湖を経由し山東省まで送水する。
現時点で、南水北調東部ルート1期プロジェクトはすでに山東省に約20億立方メートルの水を給水した。今年度の給水完了後、山東省への給水量は計30億立方メートルを超える見込みで、プロジェクトの社会効果、経済効果、生態効果などがさらに発揮される見通しだ。
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