【新華社北京10月20日】第１２２回広交会（中国輸出入商品交易会）第１期が１９日、広州琵州展示館で閉幕した。中国企業は「一帯一路」（シルクロード経済ベルトと２１世紀海上シルクロード）の沿線諸国・地域の市場を積極的に開拓し、沿線諸国のバイヤーと多くの輸出契約を成立させてきたことから、注目を浴びている。中国新聞網が伝えた。
ここ数年、「一帯一路」構築が絶えず推むに伴い、沿線諸国のバイヤーと出展企業は広交会の重要な構成部分になりつつある。目下、広交会は「一帯一路」沿線の３２ヶ国・４５のビジネス関連機関と協力協定を交わしている。「一帯一路」沿線の１４ヶ国の団体が第１２２回広交会を訪れ、参観や仕入れを行った。
中国機電産品進出口商会（ＣＣＣＭＥ）は「今年以降、『一帯一路』構築に有利となる要素が世界的に増え、中国企業に得難い提携のチャンスをもたらしている」と伝え、「アジア・欧州・アフリカ諸国のインフラ整備に対する需要が旺盛で、しかも中国の価格や労働力、効率、メタ・シンセシス(Ｍｅｔａ Ｓｙｎｔｈｅｓｉｓ)の優位性は衰えていない。中国企業は市場の多様化を一層重視し、先進諸国に傾いていたことから、国際市場、特に「一帯一路」の沿線市場に向けた市場開拓へと移行している」と、指摘する。
「一帯一路」の沿線諸国と地域の企業は、広交会の場を足がかりに、中国ひいては世界の市場を次々と開拓している。今回の広交会には「一帯一路」沿線の１７ヶ国・地域から来た３４１社が出展し、輸入品展示エリアの５５％を占めている。そのうち、エジプト、トルコ、インド、パキスタン、マレーシア、タイなどの６カ国が国家の出展団体の形で出展した。
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