【新華社北京10月19日】国連食糧農業機関(FAO)のジョモ·K·スンダラム事務局次長は新華社記者の取材を受けた際、中国は経済発展と貧困削減において著しい成果を成し遂げたと述べた。
スンダラム事務局次長によると、中国の貧困対策は柔軟的で生き生きとしている。例えば中国は貧困地域の学校向け給食や配食サービスを実施し、児童に健康的で栄養バランスのとれた食事を提供すると同時に、農民に安定した収入をもたらし、地域全体を長期的な貧困から脱却させた。
FAOプロジェクト責任者カルロス・ワトソン氏は「中国は異なる方式を試してみて発展を推進し、農民に着実に恩恵をもたらすという貧困扶助パターンは大成功を収めており、農業発展と貧困扶助分野における中国の成果はほかの国・地域が学ぶに値する」と語った。
また、同氏によると、貧困扶助に関する中国の成功経験は「南南協力」プロジェクトに活かされている。中国は国家、地域ひいては世界的な範囲で国連の協力プロジェクトをサポートし、被援助国に貧困削減に関する知識と経験を教え伝え、被援助国に多大な援助を与えた。
一方、FAO農村貧困削減戦略プロジェクト責任者は新華社記者に、「過去30年間で中国は貧困扶助において大きな成果を収め、国連ミレニアム開発目標で打ち出された貧困削減指標を繰り上げて達成しており、これは大きな進歩だ」と語った。
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