新華網北京10月12日（記者/闫子敏）中国外交部の華春瑩報道官は11日、米軍ミサイル駆逐艦「チャフィー」が10月10日に中国政府の許可を得ず中国の西沙群島領海に無断進入し、いわゆる「航行の自由活動」を行い、中国側は直ちに軍艦機を派遣し法律に従って米軍艦に対し証拠収集と識別をし、警告・駆逐したと明らかにした。
華春瑩報道官は当日の定例記者会見で質問に答えた時、次のように指摘した。西沙群島は中国の固有領土である。1996年5月、中国政府は「中華人民共和国領海及び隣接区法」に基づき、西沙群島の領海基線を発表した。米軍艦のこうした行為は中国の法律と関連の国際法に違反し、中国の主権や安全利益をひどく損ない、第一線にいる双方の関係者の身の安全に危険を及ぼした。中国側はこれに対し、断固反対し、すでに米国側に厳正な交渉を申し入れた。
華春瑩報道官は「中国政府は引き続き、しっかりとした措置を取り、中国の領土主権と海洋権益を守る。中国側は米国側に対し、中国の主権と安全利益を切実に尊重し、地域の国が南中国海の平和・安定を維持する努力を切実に尊重し、このような間違った行為を停止するよう促したい。」と述べた。
（新華社より）
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