新華網ワシントン10月11日(記者/江宇娟、高攀)国際通貨基金(IMF)は10日、世界経済成長の見通しを7月の予想から0.1ポイント上方修正し、今年の成長率を3.6%、18年を3.7%とした。また、中国を含む主要経済体の成長率の見通しも上方修正した。
IMFが同日発表した『世界経済見通し』によると、今年、世界の75%の経済体の成長ペースが加速する見込みで、過去10年の世界経済において最大範囲の加速になる見込みだ。
報告によると、新興市場と発展途上経済体の今年の成長率は4.6%の見込みで、7月の予想から変化はなかった。18年の成長率は7月の予想から0.1ポイント上方修正され、4.9%となっている。
IMFは、中国経済の成長率も7月の予想から0.1ポイント上方修正し、今年が6.8%、18年が6.5%と予想した。IMFが中国経済の成長率を上方修正するのは、これで今年4度目だ。
報告は、先進経済体の成長率として、今年が7月の予想から0.2ポイント上方修正の2.2%、18年が0.1ポイント上方修正の2%と予測した。このうち、ユーロ圏の成長率は今年が2.1%、18年が1.9%、日本は今年が1.5%、18年が0.7%と予想されている。
IMFはまた、米国の経済成長率として、今年が7月の予想から0.1ポイント上方修正の2.2%、18年が0.2ポイント上方修正の2.3%と予測した。
(新華社より)
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