新華網北京10月10日(記者/喬穎)英ウォーリック大学の最新研究で、良い感情も悪い感情も友達の中で「伝染」することが分かった。
研究員は、学校に通う青少年の感情と友達グループとの関係に関する米国の「青少年と大人の健康に関する縦断的研究」のデータを分析し、数学的モデリングによって、「悪い気質の友達」が多くなればなるほど、当人に悪い感情が起こる可能性があり、その逆もまた然りであることを発見した。
研究員は英科学誌『ロイヤルソサイエティ・オープンサイエンス』(Royal Society Open Science)のレポートで、無力感や物事に対する興味喪失のような抑うつ症状などを含む感情は、友達の中で一人また一人と伝わり、いわゆる「社会的伝染」を引き起こすことを証拠が示していると発表した。青少年の感情改善において、たくさん運動する、睡眠をしっかりととる、プレッシャーを管理するなどの方法により、当人と周囲の友達は益を得ることができる。しかし社会的伝染の消極的な影響は、うつ病を患わせるほどではないという。
(新華社より)
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