新華網北京10月10日 オーストラリアの研究員はこのほど、大脳の免疫システムと飲酒願望に一定の関連があることを発見した。
アデレード大学の研究チームは、国際学術雑誌『Brain Behavior and Immunity』の中で、大脳免疫システム内にある種の特定の反応を阻むことができる薬物をマウスに投与することで、マウスの飲酒の原動力を「止める」ことができたと報告した。これは大脳免疫システムと飲酒願望の間に関連性が存在していることを示している。
研究員によると、身体はアルコール等の物質による刺激の下、大脳に「ご褒美」の信号を送り、人体のバイオリズムはこの「ご褒美」の信号の強さに影響を与え、その信号が最も強い時間帯は夜間だという。研究員らは、大脳の免疫システムがこの「ご褒美」の信号に対してどのような作用を及ぼしているのか、またそれを止めることができるかどうかの検証を目指している。
(新華社より)
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