米国の市場調査会社ニールセンが10日に発表したレポートによりますと、中国の第2四半期の消費者信頼感指数(CCI)は112ポイントと引き続き安定した伸びを見せ、第1四半期より2ポイント増加、2013年第4四半期以来の新記録を更新したということです。
ニールセンのレポートは、「中国の消費者の個人の所得や雇用予測への楽観視、並びに消費意欲の向上は、第2四半期の消費者信頼感指数を上昇させた。そのうち、個人の経済状況に関する景況感が良好で、第2四半期の所得に対する期待指数は第1四半期の66ポイントから69ポイントまで増加した」としています。
なお、消費者信頼感指数とは、現在と将来の経済や雇用状況等に関する消費者マインドについて行ったアンケートの調査結果を指数化したもので、100ポイントを上回ると積極的、下回ると消極的であると判断されます。
(中国国際放送局)
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