マレーシアのナジブ首相は8日、経済フォーラムに出席し、中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」について、「地域経済に極めて大きな改変をもたらし、貿易と投資面で新たな商機を生み出す」との見方を示した。
その上で、「地域経済については、「一帯一路」構想は巨大な変革をもたらすと信じている。陸路と海路の相互接続によりに貿易、投資面での将来性への期待が高まった」と述べた。
ナジブ首相は、「中国は世界第2位の経済大国であり、マレーシアには中国からの投資を断る理由などない」と発言。マレーシア政府と中国の電子商取引(EC)最大手のアリババ集団と共同で自国に「デジタル自由貿易区」を設立することにも言及し、「マレーシアのデジタル経済の確立にも、中小企業の成長支援にもつながる」と評価した。
(チャイナネット)
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