新華網台北8月9日 夏に墾丁を訪れると、真っ青な海と空が見られるだけでなく、かわいい陸ガニを見ることもできる。
每年8-10月、台湾・墾丁の陸ガニは繁殖のピークに入り、産卵を控えた母ガニが続々と道を渡り、向かいの海で産卵する。陸ガニの安全を守るため、墾丁公園管理所は陸ガニに道を譲るよう観光客に呼びかけているほか、今年からは専門家が作成した「帆布製のカニよけの壁(保護壁)」を使い、道路を10分ごとに封鎖するという方法で、陸ガニの産卵と繁殖を保護している。
陸ガニが道路でひかれてしまう比率は高く、墾丁の住民も心を痛めており、管理所が陸ガニ保護の措置を講じることをとっくに望んできた。墾丁で長年働いている道路保全業者の温金昌氏は記者に対し、この道路での作業中には、道を渡る陸ガニをよく見かける、そのような時、走って来る自動車に一時停まって道を譲るよう合図をすると、運転手の大半が事情を理解してくれ、カメラで写真を撮る人もいると語ってくれた。
墾丁香蕉湾海岸林の陸ガニは多様性に富んでおり、5科24種類にも及ぶ。墾丁社区発展協会の王精誠総幹事は、これらの保護措置により陸ガニの道路での被害が効果的に減少し、より多くの陸ガニの赤ちゃんが無事に誕生することを望むと述べた。
(新華社より)
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