新華網オタワ8月10日(記者/李保東)中国飛鶴乳業の冷友斌董事長(会長)は8日、新華社記者のインタビューに応じ、同社は現在カナダで乳幼児用粉ミルク工場の建設を行っており、この事業の投資総額は3億カナダドル(約2億3400万米ドル)だと明かした。
同董事長によると、この工場はカナダオンタリオ州キングストンに位置し、今年6月に着工し、2019年下半期に竣工、稼働する予定だ。稼働後、乳幼児用粉ミルクの生産ライン2本のうち1本で牛乳粉ミルクを、もう1本でヤギ乳粉ミルクを生産する。年産量はそれぞれ2万トンだという。
アナリストによると、農業分野でのこの提携成果は、中国のカナダにおける投資が現在、石油や鉱産物から民生分野に転換してきていることを示している。
(新華社より)
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